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3.【vol.3】消化力こそ大切に

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毎日欠かすことのできない、食べること。
美味しい時間は幸せだけど
食べたあとは、頭も身体もぼんやりしがち。

食べたものを消化する-
それさえちゃんと出来ていれば、
いただいたものは、活力になる。

余分な力を解きながら、心身の機能を高めよう
vol.3 消化力こそ大切に

消化力≒思考力

わたしたちはよく
物事を見極めたりするときに
「噛み砕いて考えてみよう」と表します。

よく噛んで食べると
素材本来の "うまみ" が分かるように
物事も細かく崩して考えることで
その本質が見えてきそうです。

◉ からだに負担をかけない食事をしよう

わたしたちの脳と身体と心を "ひとつ" に保つには、
消化を正常に行うのが近道です。

そのためには、まずは食事の際に
自分に適した量や質を知るところから。
食事の際に、少し意識をしてみましょう。

そして、食べるときは
咀嚼によって充分な唾液を出してあげるのがポイントです。
"ひと口30回" を心がけます。

◉ 「脾経」に気をめぐらせる

消化力を助ける経絡には「脾経」「胃経」がありますが、
今回は「脾経(ひけい)」を取り上げます。

脾経」の正式名称は「足の太陰脾経」。
足の親指から下肢の内側、体面を通り脇の下まで
全身を21のツボで繋ぐ経絡です。

脾経を流れる気を整えると
胃酸や唾液といった消化液の分泌が調整されて
消化力が高まります。

反対に、気が滞っていると
・貧血
・神経性胃炎
・脚:痛み(特に膝や前面)、重み、冷え
・背中:痛み、丸くなりやすい
・お腹:固く冷たくなりやすい
といった症状があらわれます。

あわせて、心や身体は
・つい考え込んでしまう
・早食いになりがち
・常に眠気がある
・不安で落ち着かない
といった状態に傾きやすくなります。

全身の倦怠感にも繋がるこうした症状の数々は
消化吸収力の低下により
脳まで十分に栄養が行き渡らずに
思考力が落ちてしまうことも一因です。

◉ ストレッチと深呼吸で気を流す

そこで、脾経に気を巡らせる簡単な体操をご紹介します。

仰向けに横になり、
膝をひらいて足の裏と裏を合わせます。
そのまま踵(かかと)を股に近付けましょう。

腕はなるべく耳に付けて頭上に伸ばし
てのひらは床につけます。

「ゆっくり吐いて⇒自然に吸って」を意識しながら
深い呼吸を10回を目安に繰り返しましょう。

「脾経」にあるツボの一つ
「陰陵泉(いんりょうせん)」を指圧するのもお薦めです。
場所は膝下の内側、押してくぼみになっているところ。
強く押すと痛むので、心地よく感じる痛みで指圧をします。

◉ 植物の力をかりて、おいしく「脾経」に巡らせる

黄色い実り(サツマイモ、トウモロコシ、南瓜など)のほか
大豆、黒豆、人参、トマト、玉ねぎ といった
噛むと自然の甘味を感じられる食材も
脾経の気を整えるサポートをしてくれます。

監修:ナチュラルシューストア スタッフ沖田

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