2022.03.14
「2022 spring & summer カタログ」掲載情報に関するお詫びと訂正
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2018.11.16
2011年3月の震災後、THE NATURAL SHOE STORE には、宮城県北部の沿岸部にて復興活動を行う地元の女性たちとの出会いがありました。
被災地域、主に仮設住宅に暮らす人々が、自らの手による “編む” というしごとの積み重ねから、自身を立て直し、そして仲間と共に復興していこうと取り組みを続けてきた「編んだもんだら※」。
東北の海でイキイキと暮らす “いきもの” たちをモチーフに、洗剤を使わなくても汚れが落ちるエコロジーなたわしや、傘の柄カバーなど、便利で愛らしい生活用品を製作しています。
※「編んだもんだら」は商品代金の40%は作り手の女性たちに、その他は原材料費、販売手数料、プロジェクト運営費等に充てられています。
彼女たちが、小さな “ひと目ひと目” を重ねて編み上げていく姿を応援しながら、わたしたち自身も日々の歩みを重ねていきたい。そんな想いをもちながら、2011年にご縁を頂いて以来ご紹介を続けています。
各地のナチュラルシューストアには、今日も「先ほど水揚げされました!」と元気いっぱいに宮城の海から「編んだもんだら」たちが届きます。
ナチュラルシューストアではこれまで数回にわたって、編んだもんだらの製作にあたるお母さんたちをお招きして、 “手編み” のワークショップを行ってきました。
この冬も、東京原宿にある「神宮前店」にて開催することになりましたのでご案内いたします。
今回は、迎える年末を楽しく彩るクリスマスオーナメントやブローチを作ります。事務局代表の足立千佳子さんにお越し頂き、現在の復興の様子についてのお話も伺いたいと思います。
編むことが初めてという方もご安心ください。参加される方それぞれのペースで “ひと目” を重ねて頂けます。
皆さまのご参加を、心よりお待ちしています。
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[終了しました]
日 時: 2018年12月9日(日)10:00-13:00
募集人数: 6~8人
参 加 費: ¥1,500 (お茶菓子付き)
集合場所: ナチュラルシューストア神宮前店
[アクセスはこちら]
▼ 参加をご希望の方は以下よりお申込み下さい。
【facebook】
facebook.com/events/341656123233965/
【電話】03-5775-6870
ナチュラルシューストア神宮前店(営業時間 11:00-20:00 水曜定休)
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以下、編んだもんだらの企画・製作を行う「さざほざ事業部」さんによるご紹介文です。
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東日本大震災以降、
とくに、女性支援の必要性を痛感し、
女性たちの人権の尊重、コミュニティの形成、暮らし再建となる
ツールとして、編んだもんだらを作っています。
編んだもんだらは、
アクリル100%の毛糸で編んだ編みぐるみのようなタワシ。
洗剤を使わなくても水だけで汚れが落ちるエコタワシです。
作り始めた当初は、ご当地の特産品をモチーフにしているので
ご当地エコタワシと呼んでいましたが、
お母さん達の話から、
昔はワラを「もじゃくって」鍋の底を洗ったりしていた・・・
そのもじゃくったワラタワシのことを「もんだら」と呼んでいた・・・
ということが分かり、
現代版「もんだら」だね~という話から
毛糸で編んだ「もんだら」
↓
「編んだもんだら」という商品名をつけることにしました。
さざほざでは、
・被災地での女性の仕事づくり
・宮城の食を支える
・東北の暮らしの知恵を発信する
を、活動の3つの柱としています。
編んだもんだらは、まさに、東北の暮らしの知恵が
こめられた、お母さん達の手仕事であり、
さざほざのメインの活動として展開していくものです。
さざほざ事業部
足立千佳子