2023.02.23
待ち遠しい春~
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2018.11.06
週末に、名古屋に母親の個展を手伝いに行って来ました。
70歳を過ぎても、他の仕事をこなしつつ、精力的に個展の作品を製作しているのは頭の下がる思いです。
個展に向け、自分の作りたいモノを作るというスタイルもありますが、母親は、いつもお客様のこういうモノが欲しいという言葉を日々書き留め、それを個展に出していくスタイルでやっています。
当然、お客様の感激度も高く、その場でどの料理に使おうか?今度はこういう器が欲しいと、周りの知らないお客様とも会話しながら笑いが絶えない現場でした。
お陰さまで、作品は個展が終わり次第ほとんどがお客様の手に旅立っていきます。
お客様の中には、高校生の同級生や絵画教室の教え子や旅先で出会った人の名前も記帳ノートに記されていました。
小さい頃からお世話になっている方にもお会いできて、人の繋がりの大切さを痛感しました。
「人が必要としているモノを作る。」
「どんなに良いモノも人の手に渡らないと意味がない。」
「技術や、らしさはモノにパッと見て分らないように、どう反映させてあげられるかが大事で、モノ自体が決して技術や、らしさをひけらかすモノになってはいけない。」
個展の作品を見ながら、小さい頃から聞かされていたのを思い起こさせてくれました。