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豆板醤とお蚕さん

2021.06.14

わたしには
毎年5月のおたのしみがあります。


家からすこし歩いた雑木林のはずれの明るい場所に
大きな山桑の木があり、
5月には赤紫色の実をたくさん付けるのです。



6月になると鳥たちが食べ尽くしてしまうので、
ひと足早く、その実を味見させてもらう。

散歩途中のおやつとして。



それが毎年のおたのしみです。


古くからおかいこ(養蚕。蚕を飼って繭から生糸を作る)をしていた地域で育ったわたしにとって、

桑の木も桑の実も
桑の実の味見も

子どもの頃からとても身近にあるもののひとつです。




さてさてさて。

今年の5月はもうひとつお楽しみがありました。


それが「豆板醤作り」です。


お店のお客さまにお誘いをいただき、
食いしん坊?スタッフ3人で挑戦しました。


送っていただいた


・そら豆(袋いっぱい!)
・塩麹
・粉末の赤唐辛子
・保存瓶


を各自が大事に持ち帰り、
自身で準備するとある「味噌」を用意。

孤独と不安とたたかいながら作成しました。







果たして豆のつぶし具合はあれでよかったのか。
辛党でもないのになぜあそこで強気な唐辛子の量を投入したのか。
瓶への詰め方は申し分なかったのか。等等、

瓶詰めしたのちも反省と自問自答が止みませんが、


梅雨が明ける頃に一度天地返しをするまで
今はじっと眺めて待つばかりです。



そういえば。


そら豆の莢をひねりながら、

そら豆は「空豆」とも「蚕豆」とも書くことを思い出しました。



長らくあの莢の内側のふわふわが
蚕の繭のようだからかな、と思っていたのですが、


そら豆の旬が蚕を飼う初夏にあたるから
もしくは
莢が蚕のかたちに似ているから

という理由のようでした。



奇しくも、
「蚕」でつながった豆板醤と桑の実。


6月のちょうど今ごろは、お蚕がその年の最初の繭をつくる頃ではなかったかと記憶しています。

わたしたちの豆板醤ができあがるのは、
まだ、もうすこし先です。

おいしくできあがったら、ご報告いたしましょう。

y.t.



そら豆の気分になれる?
そら豆の莢のふわふわベッドのような履き心地のHAFLINGER。
おすすめですよ!



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