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年の瀬に。

2020.12.29

こんにちは。

今日は年の瀬迫る29日です。


慣れないことがたくさんあった一年でしたので、

あちこちで 新しい年を迎えるためのしたくがすすんでゆく、

そんな見慣れた光景を、
なんだか懐かしいような、安堵するような気持ちで眺めています。



新年のしたくといえば。


10年ほど前
「しめかざり」についてのお話を聞くという稀有な機会があったのですが、



そのときお話をしてくれた森須磨子さん(グラフィックデザイナーであり日本各地のしめかざりの収集・研究をされている)の蒐集品を拝見できる展覧会があると知り


師走のはじまりに
三軒茶屋の生活工房を訪れました。



しめかざりとは「としがみさま(正月さま)」を迎えるため門や玄関に飾るものですが、

その多くは「稲わら」で作られており
そこにはあたらしい年の豊穣への祈りが込められているようです。



ひとくちに「しめかざり」と言っても 
その造形は驚くほど多様で、

またどれもがひしひしと力強く、うつくしく、
どれだけ眺めても興味が尽きません。





たくさんのしめかざりに囲まれて思い出したのは、
北欧フィンランドのヒンメリです。



「麦わら」で作られたふしぎな多面体ヒンメリは

太陽が復活する冬至を祝い、
またそこからはじまる年の豊穣を祈り、
家族の食卓の上などに飾られると聞きました。



(そういえば、昨年訪れたムーミンバレーパークの食堂の頭上にもありました)



今年の収穫物を材料として
あたらしい年の実りに希望を託す。



遠く離れたフィンランドのヒンメリとしめかざりには
どこか似た役割があるのかもしれません。




生活工房の展覧会の受付で
ちいさな輪飾りのお土産をいただきましたので、


今年はわたくしのちいさな住まいの玄関にも
あたらしい年への希望が掲げられます。



皆さま、
いつも、そして今年も、
ありがとうございました。


あたらしい年が
どうか 健やかで楽しいものになりますように。


y.t.


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