日々を歩いて
- 「日々を歩いて vol.10 ~水路をひいて対話をしよう~ 稲葉俊郎」
からだが弱く、幼いころから「死」が身近にあった。小児病棟のベッドの上で天井を見上げながらこの世の不思議と向き合っていた、小さなからだ。なぜあの子が死んで 僕は生きているのか。なぜ周囲の大人は 僕のことを可哀 […]
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日々を歩いて
からだが弱く、幼いころから「死」が身近にあった。小児病棟のベッドの上で天井を見上げながらこの世の不思議と向き合っていた、小さなからだ。なぜあの子が死んで 僕は生きているのか。なぜ周囲の大人は 僕のことを可哀 […]
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日々を歩いて
房総半島の南部に位置する、千葉県は南房総市。東京から車で2時間弱、東京湾を渡り、南方へ向かった先にある三方を海に囲まれた土地。沖を流れる暖かい海流の恩恵を受けた温暖な気候は花々や果実の栽培に適し、みかんや枇杷の産地でもあ […]
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日々を歩いて
「本日大漁! “水揚げ” しました!!」東北の海で水揚げされたサンマやウニやタコたちは、今にも会話をはじめそう。くりん!とした目が愛らしい活きのイイ色鮮やかな海のいきものたち。彼らの “水揚げ” を知らせる […]
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日々を歩いて
大きな瞳と、エネルギーに満ちた笑顔と語り口が印象的な Vibeke Dissing。彼女の真っ直ぐな眼差しは、優しさに溢れている。相手に耳を傾ける時も、自ら言葉を発する時も、自らが和やかな安心感に包まれていて、いたってお […]
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日々を歩いて
静岡から履きものを求めて 今ではわたしたちの足元のアイテムとして当然となった靴やサンダルが、日本人の暮らしに広まる以前 —— 履物と言えば、草履(ぞうり)や草鞋(わらじ)、下駄(げた)を中心に、日常の外履 […]
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日々を歩いて
ザ ナチュラルシューストアの一号店が静岡駅からほど近い紺屋町通りの一角に生まれたのは、2008年のこと。その立ち上げメンバーの一人としてゼロからのお店作りに携わり、以降、今日に至るまで静岡店の店長として店頭に立ち続ける加 […]
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日々を歩いて
気付いていながら、言葉にしないまま感じ流れていく日々は、少し捉えにくくて、彷徨いやすい。 出来ることはてのひらにある何が如何にと動かしながら確かめる 探しながら、省みて 動かしながら確かめる […]
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日々を歩いて
動物たちが、アカシアの小木の合間を駆け抜ける。 丹念に手を入れてきた山の斜面で育ちはじめた樹々や植物。 いつの日かおいしい実り、美しい色、かぐわしい香りの元を身に宿す。一年前、寒さに凍てついたまだ若いアカシアは今年は衣を […]
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日々を歩いて
日々を歩いてvol.2~誰のためでもない、自分自身を言葉に(石塚明由子)~ 何かを握りしめることなく、空高く放つように、彼女は歌う。 閉じ込めていた哀しみや刹那い想い、やわらかな憧れ。そんな、手に取ろうとすると消えて […]
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日々を歩いて
扉を開けると流れを越えてむこうのおやまへ渡る橋森に繋がるいっぽんの道 むこうのおやまこちらのおうち 待っている人がいる台所の湯気が立つ 陽が暮れる前におうちに還ろう 山の暮らしも冬を迎えた。季節を越えるため、 […]
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